ねぷた(弘前・津軽)の話   川村岩山

 弘前ねぷた絵師の第一人者として重要無形民俗文化財指定にも尽力した故長谷川達温師に、小学5年生で弟子入して修行した「川村岩山」が、達温師の思い出話と長谷川流ねぷた絵技術等の伝承を主な目的として構成したサイトです。

プロフィール 川村岩山(かわむら がんざん、本名 伸明)。1955 青森県弘前市出身、青森県立弘前高校・日本大学法学部法律学科卒。 1966 故長谷川達温師門下となる。2009・2010 ねぷた色紙個展開催。

三国志といえば、その時代時代で様々な作家が書いています。「五重塔」や「蒲生氏郷」が代表作で、最初の文化勲章受章者である作家「幸田露伴(こうだろはん)」も明治44年に通俗三国志の校訂本を書いています(売れたそうです)。明治も終わるころの出版だったので、出遅 ...

今回から絵本通俗三国志をもとに、特にねぷた絵に登場する人物にスポットを当ててみます。少し前置きが長くなると思いますがご容赦下さい。 絵本通俗三国志は、巻頭に話の進行上不可欠な人物の全身像が描かれています。この本は、前に紹介しましたが湖南文山(京都天龍寺の ...

前回から三国志の年表を追いかけています。前回書いた期間の劉備は。曹操と戦うことは戦うのですが、いつも痛い目に合ってあちこちに逃げ回っていました。弱い方を応援する判官びいきの日本では、やはり「蜀の劉備一家?」がもてはやされるのが良くわかるような年表で、ちょ ...

今回は、前に予告した通り三国志に書かれている流れ(歴史)です。今回と次回でおおよそねぷた絵の三国志がわかります。 三国志、この物語のスタートは、桃の花が咲く桃園で劉備・関羽・張飛が、義兄弟の契りを結ぶ「桃園の誓い」でスタートします。いかにも日本人好みです ...

前話は三国志と通俗三国志の違いなど、少し「おたく」的な話でしたが、今回からも、ねぷた絵に見る三国志や名場面等を年代順に整理した話、人物の話しです。 笑ってしまうかもしれませんが、私がねぷたを描き始めた頃は、「三国志=劉備・関羽-張飛の三人志」のことだと思っ ...

今回からねぷたの世界の「三国志」について、大きな戦いや主要人物について書いていきます。良く言えばマニアックですが、おたく的話です。これは、主要人物をや歴史の流れを確認することで、ねぷた絵に対する理解度が高まればいいなという私の願望です。もう一つのねぷた絵 ...

前話からの続きです。 先ごろ文部科学省が小学校、中学校にスマートホンの持ちこみを認めると発表しました。さらには、5Gの実用化も目先にみえてくるなど、誰でも年齢に関係なく簡単にインターネットなどを活用できる時代がやってきました。ねぷた絵の世界もアナログから ...

今回は、前話の続きです。2回になると予告しましたが3回になります。 私も年齢的にあと20年もねぷたを描けるわけもなく、次世代に私が持つ資料や手法を公平に開示しようと思いこのブログを始めたわけですが、それだけでは数的にも先行きに不安が残ります。やはり新しいも ...

今回もデジタル風土記の続きで、2回に分けた私の論文?です。何故私がこのプロジェクトに取組んでいるのか、今迄書いてきたことのまとめと今後の展開等の核心部分です。 昔の私もそうでしたが、若いねぷた絵師が一番欲しているものは、なんといっても下絵と下絵を作るため ...

前話の207話を読み返したら、意味不明なところがあったので少し校正しました。さて「令和」最初の話題は、前回に引続き読本の話です。「読本」が流行した時代の代表的な作家は、なんといっても曲亭馬琴(滝沢馬琴)です。彼は、勧善懲悪や因果応報を物語りの主題に据え、 ...

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