弘前ねぷた絵   川村岩山

 弘前ねぷた絵師の第一人者として重要無形民俗文化財指定にも尽力した故長谷川達温師に、小学5年生で弟子入した「川村岩山」が、長谷川流ねぷた絵技術等の伝承を主な目的として構成したサイトです。

2020年01月

今回は、文化5年(1808年)に刊行された振鷺亭(しんろてい)作、北斎弟子の蹄斎北馬(ていさいほくば)挿絵の千代囊媛七変化物語(ちよのうひめ しちへんげものがたり)です。 作者の振鷺亭の本名は猪狩貞居(いかりていきょ)といって、絵は鳥居清長に習い、寛政から文化期 ...

  今回は、文化3年(1806年)に刊行された小枝繁(さえだしげる)作、葛飾北斎挿絵の絵本璧落穂(たまのおちぼ)から「貞子」です。 作者の小枝繁は、幕臣から御三家定府の水戸徳川家付となり江戸に居住しました。 当時のベストセラー作家の山東京伝(さんとうきょうでん) ...

今回は、文化4年(1807年)に刊行された感和亭鬼武作、蹄斎(ていさい)北馬(ほくば挿絵の「自来也説話 後編」から「環(たまき)」です。 感和亭鬼武(かんわてい おにたけ)は、幕府代官の手代から一橋家御家人の名跡を継ぎ、隠居して戯作を専業としました。山東京山や滝沢 ...

2020年最初のブログは、津軽デジタル風土記作品から、文化5年(1808年)に刊行された曲亭(滝沢)馬琴作、葛飾北斎挿絵の「頼豪(らいごう)阿闍梨(あじゃり)恠鼠伝(かいそでん)」の「葎戸(むぐらど)」です。 この絵は、このプロジェクトの発表会ポスターに採用して頂き ...

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